はじめに:CG集制作の「見えない敵」
画像生成AIで日々作品を生み出していると、避けて通れないのが**「管理と整理」**という名の重労働です。 特に、FANZAやDLsite向けのCG集としてパッケージングする際、数十枚〜百枚近い画像の名前を整える作業は、クリエイティブな熱量を奪う「無慈悲なタスク」と言っても過言ではありません。
今回は、AIエージェント**「Antigravity」を活用した自動化ツール作成の第2弾として、このリネーム作業を劇的に効率化する「自分専用リネームツール」**の開発記録をお届けします。
なぜ「既存のツール」では満足できなかったのか?
世の中にはリネームツールが星の数ほど存在します。しかし、CG集制作者の視点に立つと、絶妙に痒いところに手が届かないことが多々ありました。
勝手な並び替え: ファイル名順に強制ソートされ、意図した「ストーリー順」が崩れる。
難解なタグ指定:
%n%や[Date]など、独自の命名規則を覚えるのが面倒。シンプルさの欠如: 多機能すぎて、今やりたい「連番を振るだけ」に辿り着くまでが遠い。
「なら、自分の理想をAIに形にしてもらえばいいじゃないか」——これが今回の出発点です。
Antigravityとの共同開発フェーズ
1. 用件定義と「開発計画書」の作成
まずはAntigravityに、保存先パスの確認とともに「どんなツールが欲しいか」を伝えます。私のオーダーはシンプルです。
「選択したフォルダ内の画像を、指定した文字列+連番にリネームして。ただし、現在の並び順を絶対に崩さないこと」
すると、Antigravityは即座に**「開発計画書」**を提示してくれました。 実装する言語、インターフェースの設計、エラーハンドリングの指針。これらを読み合わせ、不明点を解消してから実行(ビルド)に移ります。この「対話」こそが、AI開発の醍醐味です。
2. 実行中の「異変」を対話で解決する
処理が始まると、AIが思考の海に沈み、動きが止まったように見える瞬間があります。そんな時は慌てず**「一時停止」を指示。 「処理が止まっているようだけど、今の状況は?」と問いかけるだけで、AIは現在のスタック状況やエラーの予兆を報告してくれます。人間がデバッグするのではなく、「AIに自身の状況を実況させる」**ことで、開発はスムーズに進みます。
完成:3060の戦果を整える「最後のピース」
何度かのやり取りを経て、ついに**「理想のリネームツール」**が完成しました。 ボタン一つで、3060君が描き出した至高の画像たちが、規則正しく、かつ私の意図した順番通りに整列していく様は圧巻です。
これで第2弾、第3弾と続く「穂香」や「メリル」のCG集制作も、事務作業に怯えることなく進められそうです。
おわりに:AIは「描く」以上の相棒になる
画像生成AIは「絵を描く」ための道具だと思われがちですが、Antigravityのようなツールと組み合わせることで、**「制作環境そのものを構築する」**強力なパートナーになります。
技術的な障壁でやりたいことを諦める時代は終わりました。 皆さんも、自分だけの「最強の工房」をAIと共に作ってみてはいかがでしょうか?
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