さあ生成しよう!と思ったら、画面がピンク一色や真っ黒に……。壊れた!?と焦る必要はありません。それは多くの場合、**『VAE(ブイエーイー)』**という色付けの工程でエラーが起きているだけです。今回は、私が実際に直面したエラーの実例と、一瞬で直る対処法を解説します。
画像が「一色」で塗りつぶされる原因は?
Stable Diffusionにおいて、VAEは「下書きに色を塗って仕上げる」役割を持っています。
VRAM(グラボのメモリ)不足: 連続生成でメモリがいっぱいになり、最後の色付け工程で力尽きた。
VAEの未選択・不整合: 設定でVAEが外れている、あるいはモデル(学習データ)に合わないVAEを使っている。
解決方法1:VAEを再読み込みする
設定をいじる前に、まずは「再認識」させましょう。
WebUI上部の「SD VAE」選択ボックスを確認。
一度
Noneに切り替えてから、再度vae-ft-mse-840000-ema-pruned.ckptやanimevae.ptを選び直す。これだけで色が元に戻ることが多々あります。
解決方法2:WebUI(コマンドプロンプト)の再起動
「さっきまで動いていたのに急にピンクになった」という場合は、グラボ(RTX 3060など)のメモリにゴミが溜まっています。
ブラウザを閉じる。
黒い画面(コマンドプロンプト)も閉じる。
再度
webui-user.batから起動し直す。 物理的な再起動が、最も確実なクリーンアップです。
解決方法3:設定の見直し
特定のモデルで頻発する場合は、設定(Settings)を確認してください。
「Stable Diffusion」設定内:
Ignore selected VAE for specialized models(特定のモデルでVAEを無視する)にチェックが入っていないか確認し、状況に応じてオンオフを試す。
【まとめ】
「ピンク画面はグラフィックボード君からの『ちょっと休憩させてくれ』というサインかもしれません。焦らず再起動して、快適なAI生成ライフを取り戻しましょう!」
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